相続問題は、誰もが直面する可能性がある問題です。現実に相続をする状況になった時に、何から始めればいいのか焦ってしまう方は沢山いらっしゃいます。事前にセミナーなどに通い、できるだけ相続について知ることも大切です。こちらでは、相続の基礎知識についてご紹介いたします。

遺言書について

故人があらかじめ遺言書を残しているなら、故人の意思に従って相続を行うので、家族同士の争いに発展する可能性は低くなるといえます。

遺言書には、手軽に作成することができる自筆証書遺言書や、秘密証書遺言書公正証書遺言書などがあります。特に公証役場で公証人が作成する公正証書遺言書は偽装などの心配もないので、遺言書としての信用性が高くなります。

遺産分割とは

家族である故人が亡くなった場合に、相続人同士で遺産を分けることを遺産分割といいます。遺産分割は、相続人の年齢や職業、生活状態など様々な要素を考慮して行われます。遺産分割の方法には、遺産を売ったお金を分配する換価分割や、不動産などの現存する遺産をそのままの状態で分割する現物分割、遺産の分割が難しい場合に行われる代償分割などの方法があります。

法定相続とは

民法に定められた取り分で相続することを、法定相続といいます。故人の遺言書が残されていない場合に行われる相続方法ですが、必ず行わなければいけない方法ではなく、先述した相続人同士で話し合い遺産分割をする遺産分割協議という方法を行うこともできます。法定相続の場合は、配偶者、親、子供、兄弟を中心に遺産分配の割合が定められています。