6大銀行の第一四半期の決算
2009/08/01
今朝の日経新聞に6大銀行の第一四半期の決算が出ていました。
5グループが黒字を確保したことは景気の底打ちを示しており喜ばしいことと思えますが、手数料収入の多さに唖然としました。
産業の育成こそが本来の使命であるはずなのに、いったい何をしているのでしょう。
業界の垣根を取り払う目的は、本当にこういう姿だったのでしょうか。
プロがプロとしての矜持を失ってしまっては、ましてそれが我が国の未来を大きく左右する業界とあっては、お先真っ暗になってしまいました。
渋澤英一が何を目指して銀行を設立したのか、その誇りを取り戻した経営に立ち戻ってくれることを切に望みます。