大相撲春場所
2010/03/13
国技とされ幼い頃から馴染みがありますが、野球やサッカーのように実際の観戦には縁遠く敷居が高いイメージのある相撲。
かくいう私も、平日のテレビ中継は時間的に言うに及ばず、休日もニュースでしか見ようとはしませんでした。
今回、ある相撲部屋のパーティーに参加する機会を得ました。
昨年の3月に初土俵を踏んだばかりの初々しい力士の激励会でした。
普段テレビを通して見る観客も格式が高く近づきがたい雰囲気で、恐る恐るの出席でしたが、テーブル一つひとつを回って参加者全員にお酒を注ぐ親方の姿や、世話役の方が伴奏なしで歌う相撲甚句は心を和ませてくれました。
さらには主催者にゆかりのある大学の応援団やチアガールの演舞まであって、楽しい時間を過ごすことができ、相撲への親しみがわいた夜となりました。
主役の力士は幕下20番台のため、まだ○○関(関取)と呼ばれる身分ではありません。
取り組みも15日間のうち2日に一度の7番勝負しかありませんが、贔屓の力士ができたことで明日から始まる大阪場所が楽しみです。
彼が早く身体を作り上げて幕内に昇進してくる日を待ちわびながら、世間を騒がせた相撲に改めて目を向けていきたいと思います。