阪神梅田駅の改札脇に、１４０円のミックスジュースが名物のスタンドがあります。
ささやかな楽しみとして時々飲んでいるのですが、これが実に美味しい。
一気に飲もうものなら頭の芯がキーンとくる冷たさは、幼い頃にかき氷を食べたあの記憶を彷彿とさせる懐かしさがあります。
先日の日経新聞に、わりと大きなスペースを割いてこのスタンドの記事が載っていました。
意外なことに関東ではミックスジュースは不人気で、林檎やミカンなど単品のジュースのほうが売れるそうです。
私からすれば何故？と思うのですが、かやくご飯やお好み焼き、たこ焼きなど混ぜ物が受けるのは関西の特徴なのだとか。
ちなみに、この決して大きくないスタンドで、夏場は一日に６０００杯ものジュースが売れるそうです。
不況下でも、地域性を掴んだ美味しいものはちゃんと売れるのですね。