北京から早や4年、いよいよ27日からロンドンオリンピックが始まります。
連日の報道も一層熱を帯びてきましたが、殆どがメダルへの期待が高い競技についての情報です。
見ている側としてもやはりメダル獲得に興奮するので、仕方のないことではありますが。
ところで自称、（かつては）海の男、個人的に注目しているのが世界ランク一位の女子セーリング。
４７０級（全長4.7m）という二人乗りのディンギ―ヨットで早さを競うのですが、単に技量でヨットを操るのではなく、風向きや風の吹き方、相手のヨットによる風の妨害、波の高さなど様々なことを考慮し、頭脳でも競う奥の深いスポーツです。
今回のレースに大いに期待したいと思います。
競技人口の少ないスポーツは何かと冷遇されがちです。
オリンピック強化費でも食事でもランクをつけられているし、お金のないチームはコーチさえ参加できないと知り、愕然としました。
また、日本の強化費２７億円は、ドイツの２７４億円・中国の１２０億円などと比べて格段に少なく、前回の北京での中国の飛躍的なメダル獲得数の伸びを考えると、日本はもっと力を入れてもいいのではと思ってしまいます。
女子セーリングも他のマイナーと呼ばれている競技も、ひとつでも多くメダルを獲り、メジャーなスポーツに格上げになって欲しいものです。
ガンバレ日本！