ミャンマー
2024/03/16
ミャンマーと云えば子供のころに近所の家で手にした「ビルマの竪琴」、今は軍事政権、アウンサンスーチーが浮かぶくらいで殆ど知識がありません。
その国に住む知人とZOOMで話す機会を得、日頃聞くことのない貴重なミャンマーの生の情報に触れることができました。
アメリカなどからの経済制裁で外貨が不足し、日を追うごとに暮らしが厳しくなっているとのこと。
工場で働く人の日当は日本円で換算すれば300円。
どの産業も傾いていく中で縫製業界だけが伸びて行っているとのこと。
私たち日本人も知らないうちにミャンマー産の衣類を身に着けているのです。
雨季、寒気、暑季がり、3月中旬から5月中旬が最も暑い季節で、かなりの猛暑になるそうです。
その暑いさなか、4月17日が元日。
直前の4日間に水かけ祭りがあり、「1年間の悪いものを全て水で洗い流し新年を迎える」ということで、僧侶、尼僧、参拝者以外の道行く人全てに水をかけるという楽しい行事があるそうです。
暑い正月ならではの催しですね。
日本は墓参りの時期ですが、仏教国のミャンマーでは彼岸の墓参りはしないようです。
彼岸の墓参りは日本だけの習慣だとか。
他国の情報を得ることでわかる違いが面白いです。