百日紅
2025/07/29
花の少ない盛夏にあって、ひときわ鮮やかに咲き誇る百日紅。
ひとつひとつの花はその日のうちに散ってしまうけれど、約百日に亘って次々咲くため「百日紅」。
ひゃくじつこうとも読みます。
濃いピンク、薄いピンク、白と三色あります。木登りの得意なサルでも木から落ちると言われるほど樹皮が滑らかで「さるすべり」。
幹を見れば花のない時もそれとわかります。実家の庭に薄いピンクの百日紅があり、訪ねてきた人が枝ぶりを褒めてくれ、亡父の自慢でした。
暑い季節を迎えてあの小さな花の塊を見ると実家の庭を思い出します。
百日紅からべたつく物が降り注ぎ、洗っても洗っても車が汚れたものですが、花の蜜と思っていたそのべたつきはアブラムシやカイガラムシの排泄物の糖分だったと最近知りました。
雄弁、愛嬌、不用意、あなたを信じる、ばらばらの意味の花言葉が面白いです。
実家の百日紅はべたつきが理由で今は切られてしまっています。


