ありがとう!サムライジャパン
2010/07/03
これでもかとばかりにメディアで取り上げられた岡田ジャパン。
何故これほどまでに騒がれたのでしょう。
12年前初めてW杯に参加したときから日本人の国際試合への情熱は昂ぶる一方でしたが、今回は特に熱さを感じました。
出口のない不況、期待から大きく外れた政権交代、泥まみれの国技、悲惨な口蹄疫、来る日も来る日も閉塞感を覚えるニュースの中で、前哨戦で全く勝てず期待できないとされていたチームの息を飲むような素晴しい試合。
下馬評の辛辣さに耐え、ひとつの勝利をきっかけに選手も監督も輝きを取り戻し、ベンチで自我を捨てた選手たちも一丸となって戦った末の勝利に、我々は酔いしれさせてもらいました。
ただひとりのシュートをはずした選手を抱きしめた仲間の姿こそ、今の私たちが求めて止まないものなのではないでしょうか。
大きな感動を与えてくれたサムライジャパンに心から感謝したい。ありがとう!