博多から
2011/11/12
会議で博多に来ています。
今日からパリーグで一番好きなソフトバンクと中日の日本シリーズが始まることもあり、街に勢いを感じます。
その一方で、近年成績が振るわず、球場との契約にも問題を抱えるベイスターズは、TBSからディ―・エヌ・エーの手にわたることになりました。
球団を保持する会社の移り変わりは、日本経済の流れを写す鏡のようでもあります。
プロ野球史における初期の経営母体は電鉄会社が大半を占めていましたが、インフラ産業からサービス産業へと変わってきました。
近鉄バッファローズ買収にライブドアが名乗りをあげた頃からそれは顕著になり、当初の母体を維持しているのは今や阪神と巨人のみになっています。
この先どんな企業が名乗りをあげ、この国の行く末がどうなっていくのか、期待を持って見守っていきたいと思います。