春一番
2013/03/16
「風が吹いて暖かさを運んできました」
ご存知、キャンディーズの「春一番」の一節です。
甘い歌声と軽快なメロディーで春の訪れを歌い上げていますが、13日に関東に吹いた春一番は吹いたというより襲ったという表現が適切な凄まじいものでした。
新幹線で品川に着いたのが昼前でしたが、強風のため総武線は不通になっていました。
歩いているとビルが途切れたところでは吹き飛ばされそうなほど、猛烈な風が吹き抜けていきました。
翌日帰阪すると、暖かさを運んでくるどころか一転して真冬の寒さに逆戻り。
体が悲鳴をあげてしまいます。
古の人々はそんな嵐をも慈しみ、優しい響きで表現したのですね。
春一番、和む言葉です。
来週は彼岸です。
待ち焦がれた春がようやくやって来ます。