今年は桜の開花と共に新年度のスタートです。
一ヶ月ほど前、「大学生の就職希望先ランキング特集」が日経に掲載されていたのですが、上位は保険会社や銀行など金融系の独占状態でした。
以前はメーカーに勤務し、現在は金融系に身を置く私が言うのもなんですが、かつて人気企業の代表格であったソニーやパナソニックなどのメーカーが影を潜めてしまったことは淋しい限りです。
円高やデフレのせいだけではないのかも知れませんが、モノ創り大国であった日本のお家芸からすっかり活力がなくなってしまいました。
アベノミクスの効果が徐々に表れてきてはいるようですが、家電は韓国、携帯はアップルにと、押されっぱなしです。
来年のランキングではメーカー人気が復活し、優秀な学生が入ってモノ創り日本の将来を支えて行ってくれることを切に望みます。