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イチロー選手と田中将大選手

イチロー選手と田中将大選手

2013/08/24

野球が熱い一週間でした。
甲子園で初出場初優勝した前橋育英高校。
プロではイチロー選手の4000本安打と田中将大選手の22連勝・開幕負けなし18連勝。
二人とも歴史に残る偉業を成し遂げました。
星野監督就任で期待されたものの下位低迷を続けていた東北楽天。
それが一転して首位をキープしているのは、田中マー君によるところが大だろう。
高校生のときから注目を浴び続けてきた24歳の若者は、必要以上に昂ぶらず、奢らず、その笑顔はあくまで爽やかだ。
「マー君が投げるなら俺たちもやるぞ」と周りに思わせる何かをこの若さで身につけているのだと思う。
当時は歴史もなく最下位の楽天に明るい表情で彼が入団を表明したときには、こんなシチュエーションを想像することなどできなかった。
素直にすごいと思う。
一方、21年プロとして第一線で駆け続けてきたイチローの言葉はひとつひとつが重い。
今はレギュラーの地位も保障されず、苦汁をなめることも多い立場だから一層ずしりとくる。
「自分以外の人たちが特別な瞬間を作ってくれるものだと強く思いました」
「自分が本当にベストだと思うためには、自分だけでなく相手のベストも必要だ」
そして、「4000本の安打のために8000本以上悔しい思いをしてきた」
この言葉に、営業パーソンとして深く頷いたのでした。
二人に共通する、謙虚な姿勢が美しい。

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