サザエさんの放映は1969年10月に開始されました。
当時、カラー放送の映像と明るい主題歌にわくわくしたことを覚えています。
現在の映像技術からは想像できない色つき画面でも、カラーアニメに魅了されたものです。
ただ高校受験が迫っていたので我慢して見るのを控えていました。
最近は見ることもなくなった懐かしのアニメでしたが、あの当時から波平さんの声を担当していた永井一郎さんの急死のニュースを聞いて、You　Tubeを検索してみました。
当初のメンバーがほとんど変わることなく、若々しい声で番組を支え続けたことにも驚きましたが、永井さんが、他の作品では全く別人の声で活躍されていて、声だけでそのキャラクターを演じきっていたのには感服しました。
サザエさんの作中ではダイヤル式の黒電話がプッシュホンになり、作者も亡くなっている中でこれだけの長寿を保てている秘訣はいくつもあると思いますが、このような才能豊な声優陣の働きも大きいのだと改めて思いました。
先週から新しい波平さんを茶風林さんが担当されており、永井さんと比較しましたが、全く違和感がなく嬉しくなりました。
因みに、永井一郎さんは池田市出身、私の高校の先輩であります。
改めてご冥福をお祈り申し上げます。