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祇園祭

祇園祭

2014/07/19

山鉾巡行に前後して例年梅雨が明けます。
祇園祭とは山鉾巡行と宵山などの期間だけをいうのではなく、七月中に行われる神事や行事の全てを指すそうです。
神聖な行事のため、生粋の京都人はこの時期に目立ったことはしないのが習わしとか。
そのため結婚式さえ避けるそうです。
山鉾三十二基が午前9時から昼過ぎにかけて巡行するのが常でしたが、元々は二日に分けて行われていて、交通規制のため50年前から一日で終わるようになったようです。
大船鉾の復活により今年から半世紀前のやり方に戻って前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)が復活し、二度楽しむことができるようになりました。
大学時代に所属していたクラブで、毎年鉾を曳いていた頃はまだ路面電車が走っていて、軌道と石畳の上での辻回し(交差点で90度回転させること)が難しく、必死でメンバー全員が息をあわせなくてはなりませんでした。
炎天下で苦しかったことも、今ではいい思い出として残っています。
京の町では前祭の山鉾の解体がすっかり終わり、後祭の鉾の組み立てが始まっていました。

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