プレミアム商品券
2015/09/05
総額1600億円ものプレミアム商品券が、地方創生、緊急経済対策で導入されましたが、自治体ごとにプレミアムも販売方法も上限額もバラバラで、長時間並んでも購入できなかったりなどの問題が多発しました。
私の住む宝塚市でもかなりの混乱があり、新聞沙汰にまでなりました。
700万円も購入した人もあったり、販売を請け負った信用金庫が職員や顧客に優先販売していたというスキャンダルやネットオークションでの転売も相次ぎ、本来の狙いからはかけ離れた事態になっています。
手に入れた者だけが得するこの制度。
疑問符がつきます。
四半世紀ほど前に、ふるさと創生事業と称して各自治体に1億円がばら撒かれ無駄に使われたことがありましたが、その件を想起させるような制度です。
何に関しても、右に倣えではなく、そもそもに立ち戻って根本的な問題解決に至って欲しいものです。