視力低下で夢破れるまで、志望校は航空大学校一本だった私は飛行機に関してはちょっとうるさいです。
離陸速度に達したら飛行機が「飛びたい」と言っているような感じでふわっと浮き上がった、とＭＲＪ初飛行の機長が語っていましたが、その飛行機の気持ちがわかるくらいです。
機体の美しさ、操縦席から見えるはずだった雲海や星空には今もときめきます。
戦後7年間航空機の製造を禁じられたことで大きく出遅れた日本の航空産業が蘇りました。
真っ青な空に舞い上がったＭＲＪの勇姿は、日本の明るい未来を象徴するようです。
度重なる延期の中、外からはうかがい知ることのできない困難を乗り越えて芸術品のような機体の飛行を眺めた関係者の方々の歓喜が伝わってくるようです。
納入までには、まだまだ大変な道のりがあるようですが、心から応援しています。