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亥の子餅

亥の子餅

2015/12/05

京都のお宅で、亥の子餅という和菓子をいただきました。
11月いっぱいまでの期間限定菓子で、訪ねたのが11月30日。
柔らかい求肥の餅の中に銀杏、柿と栗を包むように餡子が入っていました。
源氏物語にも登場する由緒ある菓子で、平安時代に宮中で無病息災を願って食し始めたようです。
鎌倉時代には猪が多産であることから子孫繁栄を願う意味も加わりました。
亥は陰陽五行説で水性にあたるため水災を逃れるため、江戸時代からは亥の日亥の刻(今年は11月19日午後10時頃)から火を使う囲炉裏やこたつを出し始めたそうで、茶の湯でもこの日を炉開きとし亥の子餅を出すそうです。
和菓子にこんなに深い意味と歴史があったことに驚きましたが、明治の始まりまで宮中にこの餅を献上していたのは摂津国能勢だったのです。
なお宮中では官職の高低により、餅の色が違ったようです。
時代を感じます。

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