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草刈り十字軍

草刈り十字軍

2016/08/27

「草刈り十字軍」に幕。
日経新聞の夕刊にこの文字を見つけ、学生時代の体験がくっきり蘇りました。
当時のバイトといえばひたすら肉体を酷使するものばかり。
トラックの運転手、真冬の徹夜の土木工事など….中でもとりわけきつかったのが冒頭の草刈り十字軍でした。
毎年8月の10日間の活動は43年間に亘って続いてきたそうです。
つまり、私はその初期の頃の参加者だったようです。
除草剤の空中散布反対から始まったという富山県でのプロジェクトとは報らされず、所属するクラブから有無を言わさず参加させられわずかな奉仕金は全て部費として没収されるという理不尽極まりない修行のような10日間でしたが、今となっては懐かしさのみ。
自分の背丈ほどある鎌を渡され、植樹した木が周りの雑草に遮られないように、炎天下のもと、ただひたすら下草を刈り取っていくという単純作業。
夜明けとともに起床、現場の山にワンボックスのバンで連れて行かれます。
着いた山の麓で、今日はこの山と向こうの山を制覇する、という指令に従い、急斜面を転げ落ちないように足を踏ん張りながら黙々と作業を続けていくのです。
昼休みは1時間だけ。
梅干だけの日の丸弁当という有様でした。(あくまで当時の様子で最近は改善されていることと思いますが。)
一気に食べ終わり、わずかな時間睡眠をとった後はまた日没まで刈り続けます。
真夏の草刈りなどこの年齢では命懸けですが、気の置けない仲間たちと励まし合いながら寝食をともにしながらこなした重労働は得がたい経験となって私の中に刻まれています。
草刈り十字軍が、もう終わりなのかというより、まだ続いていたことに驚きを感じます。
小さな記事が忘れかけていたものを思い起こさせてくれました。

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