ツバメ
2019/05/30
ツバメの巣といえば、昔はもっぱら家の軒先で目にしたものですが、近年は人が多く行き交う駅の構内などでもよく見かけるようになりました。
雨も強風もなく天敵からも襲われにくい、温度の安定した施設は巣作りに適した場所だとツバメたちが認知したのでしょう。
先日和歌山に出かけた折り、休憩のため立ち寄った紀ノ川サービスエリアで、手が届きそうなほど低い天井の四隅やトイレの表示板の上にまで巣があり、ツバメが頭すれすれに飛び交いながら雛に餌を与えていました。
その警戒心のなさに、見ているこちらがひやひやしましたが、せわしなく動き回る彼らの姿に何故か癒されてしまいます。
夏日が続いた5月から、梅雨の季節に移ろうとしています。
雛が無事に旅立つことを祈りつつ、その場を後にしたのです。