2008年春場所、小豆島出身の琴勇輝という力士が誕生しました。
知人に連れられて初土俵を踏んだばかりの初々しい彼の激励会に行ったのがきっかけで、長年彼を見守ってきました。
相撲中継は時間も早く、なかなか見る機会はありませんでしたが、スポーツニュースや翌日の新聞で彼の勝敗を確かめ、また毎場所送られてくる番付表で番付を確認し、陰ながら応援してきたのです。
体が大きくなると同時に怪我に悩まされ、それでも2016年には関脇まで昇進したものの、昨秋左膝を手術、今年1月に肘を手術し、ついに引退を決断したようです。
この度届いたのは断髪式の案内でしたが、小学生から始めたまさに相撲一筋の彼はこの先も年寄「君ヶ濱」を襲名し、角界を支え続けるようです。
7月4日開幕の名古屋場所ではもう「琴勇輝」の雄姿を土俵で見ることはできませんが、「君ヶ濱親方」が育てる力士を応援していきたいと思います。