炎暑

海に携わる仕事に従事していたため、水上スキー、マリンジェット、クルージング、苦手ながらヨット、さらには、カジキマグロを狙うトローリングなど、様々なマリンスポーツをする機会に恵まれました。

 

夏の週末はほぼ休みなしで仕事のイベントで駆け回りました。

 

夏が大好きで、多忙さも暑さも苦にならなかったのは若さゆえでしょう。

 

中でも忘れがたいのは「大阪湾クルーザーラリー」というレースです。

 

結構危険なため、最小サイズが決められているのです。

 

まさにその最少サイズ、約6メール強のしかも試作艇でキャビンもないボートに乗り、レースにチャレンジしたのです。

 

手を伸ばせば海水に浸かるような小さなボート。

 

ナビゲーターは直前にバイク部門から異動したてでいきなり船酔いをしている状態でスタートを切りました。

 

リタイア組も続出するなか、何度か危ない目に遭いながらも完走し、マリン雑誌にも掲載されたのでした。

 

歳を重ね、マリンスポーツからもすっかり遠ざかり、夏の気温も当時よりぐっと高くなり、暑さから身を守るのが最優先課題となりました。

 

危険な暑さが続く中、皆様におかれましても、どうぞご自愛ください。