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重陽の節句

重陽の節句

2012/09/08

一月七日 人日(ジンジツ)の節句、三月三日 上巳(ジョウシ)の節句、五月五日 端午の節句、七月七日 七夕(シチセキ)の節句、九月九日 重陽(チョウヨウ)の節句。
所謂五節句、それぞれに無病息災・女児の成長・男児の成長・技巧の向上・不老長寿を願う日とされています。
中国では奇数が陽数(吉数)とされ、その最大の陽数九が重なるので、「重陽の節句」と定められたようです。
日本では影の薄い重陽の節句ですが、本家中国では五節句のうち最も大きな行事となっているそうです。
また、三月三日は桃、五月五日は菖蒲、七月七日は笹の節句とされているように、九月九日は菊の節句とされています。
古代中国では菊は邪気を祓い長生きする効能があると信じられていたとか。
中国の影響を受け、日本でも平安時代から菊酒を飲んだり、菊に関する歌合わせの会や菊を観賞する宴が行われていたようです。
上賀茂神社では今でも無病息災を祈る重陽の節会が行われ菊酒の無料接待があります。
それにしても、古来よりの行事を紐解くと、中国とは切っても切れない縁のわが国。
もっと円満になれればと願わずにいられません。

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