植木の町
2015/04/12
我が家の隣町、山本は鎌倉時代からその地位を築いてきたほど歴史のある植木の町で、ひと目で植木屋とわかる広さの庭に立派な木が植わった家が数多く見受けられます。
最近通勤時に気になるのが、その造園業者のあった場所が少しずつ空き地になってきていることです。
洋風の家やマンションの増加とともに、和風の家が少なくなってきたことで植木が売れなくなってきたせいもあるのでしょう。
見栄えのする植木は定期的な剪定作業などメンテナンスを必要とし、お金も手間もかかります。
我が家にあった高価ないただきものの五葉松も、常に発生する虫と手入れの大変さに悲鳴をあげ、手放してしまいました。
様々な職種は淘汰されていくのは世の常とはいえ、日本の三大植木産地として、いつまでも植木の町であって欲しいものです。