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下宿屋さん その2

下宿屋さん その2

2017/10/14

以前にも紹介したことのある京都で下宿屋を営む80代の半ばのおばあちゃん。
http://www.fp-lps.ne.jp/blog/2016/06/post-322.html
日本語を話せない下宿人は困ると言ってあるにもかかわらず、不動産屋は時々話せない外国人を連れてきます。
その国籍は中国・台湾・韓国などアジアに限らず、ドイツ・フランス・スウェーデン等多岐にわたり、主に留学生たちです。
ある朝6時にチャイムが鳴り、キルギスの青年が身振り手振りで必死に訴えた内容は、「鍵をなくして部屋に入れない」。
マスターキーで開けてやって帰ろうとすると、「その鍵をくれ」と懇願してくる。
「それはできない」「いや、くれ」と、互いに通じない母国語での押し問答の末、よく探すように伝えたら彼はポケットを探り始め、鍵はめでたく見つかったそうです。
またある時はシオラレオネの青年が自転車を盗られたと苦情を持ち込んで来ました。
ちゃんと鍵をかけたのかと確認するとかけていないとのこと。
でも、盗られたのは場所が悪いから大家の責任だと訴えてきます。
近くにある外国人専用寮で見つかったそうですが、国によってこんなにも考えが違うのかと感じ入りました。
コロンビアの青年は父方と母方の姓の間に本人の名前が入っていて、かなり長い名前のため、「表札が2段やがな」「あんたの名前は覚えられへんわ」と言ったそうです。
チェコの青年は日本が大好きで礼儀正しい人物。
大晦日に「今年も大変お世話になりました。来年も宜しくお願いいたします」と挨拶に来てくれます。
除夜の鐘はどの神社がいいかと尋ねるので教えると、そこでいただいた御札を玄関のドアに魔除けとして貼ってあります。
男前のオランダの青年は帰国後も友人を伴って自転車で夕方近くに立ち寄ってくれました。
これから貴船に川床料理を食べに行くとか。
その値段を聞いてビックリし、安く食べるものはないかと訊いてくるので流しそうめんを紹介すると喜んで向かったそうです。
東京にも一度しか行ったことのないこのおばあちゃん、京都の一所に居ながらグローバルな生活をしている彼女の人柄に、私も魅せられています。

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