「鉄人」衣笠祥雄さん
2018/04/28
「運というのは、つかむべく努力している人のところへ訪れてくる」
「現在(いま)を大事にして精一杯やるから、未来(さき)があるんじゃないでしょうか」
「どんな時でも、投げてくる球をしっかり見据えて、フルスイングしないと何も残らない。明日につながらないんです。人生だって同じかもしれませんね」
こんな数々の名言を遺した、衣笠祥雄さんが亡くなられました。
連続出場記録2215試合という偉業を成し遂げ、一方では、自身へのデッドボールにいきり立つ仲間を抑えにこやかに一塁に歩いて行ったという、まさに心も体も鉄人でした。
入団時から9年間つけていた背番号が当時流行っていた鉄人28号と同じ数字だったからついたニックネームだったようですが、文字通り鉄人になり、多くのプレイヤー達の手本となり続けました。
一昨年、昨年と連覇を遂げた広島カープ、少し前まではそんなことは予想もできなかった、資金のない球団でした。今年もカープは好発進しています。
衣笠さんも期待を込めて見ておられたことでしょう。
私はタイガースファンではありますが、鯉の季節5月は、カープも応援したいと思っております。