冬はつとめて。
2020/01/31
「冬はつとめて。雪の降りたるは、言うべきにあらず」
著名な枕草子の一節ですが、雪が降った朝は言うまでもなく、霜が降りた時もそうでない時も、急いで火をおこして炭を運んでいく。
冬の朝にふさわしい情緒があると述べています。
この冬は、私の住む高台でも雪はおろか霜さえほとんど見ないまま終わりそうです。
札幌の雪まつりの雪像は、ニセコから雪を運んで来たといいます。
大方の予報通りこのまま冬が終わってしまうと、経済活動のみならず自然にも少なからぬ打撃を与えることになりそうです。
この現象は今年だけで終わってほしいものです。