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2013/07/20

「うなぎは匂いを嗅いだだけでも飯が食えると下人はいうくらいだから、なるほど、特に美味しいものにはちがいない」
「私の体験からいえば、うなぎを食うなら、毎日食ってはあきるので、三日に一ぺんぐらい食うのがよいだろう」
美食家の顔も持つ北大路魯山人の「鰻の話」の一節です。
この魯山人や川端康成の愛した鎌倉の朝羽屋(1950年創業)も、1909年創業の神田小川町の寿々喜も、今年廃業されたそうです。
稚魚の激減による影響は深刻です。
最近になって完全養殖への期待が高まっているようですが、産卵場や生育が謎に包まれており、実現にはまだ時がかかりそうです。
世界の鰻の9割を日本人が食しているとのこと。
もう口に入らなくなると思うと寂しい限りですが、逆をいえば、我々が食べ過ぎた結果でこうなってしまったのですね。
クジラが食べられなくなり、マグロも高嶺の花になり、鰻もまた同じ道をたどり、土用の丑の日など夢語りとなり、あの浜松のうなぎパイも、消えてしまうのでしょうか。

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