カメムシ
2017/10/29
今年はカメムシが大量発生し、鹿児島などでかなり深刻な農作物の被害が出たようです。
カメムシによる被害は農家にとって一大事なので行政が毎年4月から6月頃に彼らの好きなヒノキなどに卵がどれくらいあるか調べて、大量発生しそうなら「病害虫発生予察注意報」を出すそうです。
つい先日までの暖かさに、我が家のベランダや窓にも何匹ものカメムシが張り付いていました。
ご存知のようにカメムシは危険を察知すると強烈な匂いの体液を出すため、洗濯物や手につくとたいへんです。
部屋に舞込んだときなどはむやみに触ることもできないので大騒ぎです。
戦後の事業として国が行ったスギやヒノキの造林が大量発生につながったようですが、また彼らが大量発生する年は大雪に見舞われるという言い伝えもあります。
暑さ対策に明け暮れていたと思ったら今度は冬支度が必要になってきました。
11月、季節は確実に冬の入口に差し掛かっています。